Curious George 。知りたがり屋のおさるさんの物語。保育園の時に絵本で読んで以来ずっと好きでいる。そのジョージがプリントされた半袖シャツでは今日は寒い。どうしたの?気候・・・・。これを書いている今、室温は20℃。テレビでは4月の気温だって言ってた。
恥ずかしいくらい遅ればせながらアル・ゴア氏の「不都合な真実」を観た(!)本で読もうと思っていたら、DVDが出ていることを知りお手軽好きの私は、こちらに乗り換えた。
高校1年だったか、2年だったかもう遠い昔なので忘れたが、倫理社会の教師がCO2の増加とオゾンホールの話をしてくれた。26年くらい前の話になる。私はその先生にいい印象をもってなくてハナっから斜に構えて授業を聞いていたのだが、ヤケに深刻でその時の話だけはすごくよく覚えている。20代は親元から離れのちに家庭を持つのだが、その時に一番びっくりしたのはゴミが出るということだった。その時“人が暮らすということはゴミを出すということだ”と悟った。
それから食物や洗剤や交通手段などについて図書館で本を借りて読んだ。つまり、その頃の私は偏狭なエコロジストだった。しかし、1度目の「結婚」が失敗してシングル・マザーになる覚悟を決めた際、自分がノイローゼになるのを避けるため車の免許を取得しようと思った。事情があり実はこの免許取得は私にとって2度目となった。余談だがこの時の情熱のかけ方、アイデアと実行は自分でもよくやったと思っている。
えっと、何の話だっけ・・・そうそう環境問題だった。
それで、アル・ゴアという人物にも興味があったが、“地球温暖化”ってよく言われるけどいったいどんなふうに捉えればいいの?っていう疑問があった。2月、3月に行われた1定の民生常任委員会の中で、私は当時の環境部長に「地球温暖化についてどう思うか?環境部としてどんなふうに取り組むのか?」なんてことを質問した。その際に、私は縄文海進のことをほのめかしながらマスコミが地球温暖化って少し騒ぎすぎている・・・と自分の考えも少し述べた。
確かに今年に入ってヤケにエコエコとテレビが叫ぶようになった。それはもう辟易するくらいである。ヘソマガリンの私はみんなが同じことを言い同じ方向を向くことに強い違和感をもつ。それに高校のころに大嫌いな倫社の教師が既にかなり詳しく危機感をもって話していたのを知っているので、今頃ピーチクやるのは遅いぜとゴーマンかましてよかですか?ってことになったわけ。(小林よしのり氏とは肌が合わないけど・・・)
そんなこんなの動機から地球温暖化のホントウを知りたいと思った。
DVDを観てゴーマンかましてたのは私だったなって思った。なぜ南極と北極の氷が解けるといけないのか?よくわかった。氷は太陽光線をはじくが海水は吸収してしまう。そうすると海流に大変化が起こる。そしてこの変化は今なんとかしないと急激に進む。
産業革命以降この240年余で地球環境がとんでもなく変わってきた。1つだけ例をあげると観測史上最も暑い年のベスト10が最近の14年間に集中している。この数十年でとりわけおかしくなっている。
昨年の10月後半越して、初めての夏が来る。クーラーどうしようか・・・?考えてみれば24年間クーラーなしの暮らしをしてきた。この前、ホームレスの人の生活保護を申請した際、彼が今後暮らす部屋にはクーラーがあると聞いて思わず「いいなー」と漏らしてしまったっけ。
いずれにしても、これからはエコの観点がすべての人間の共通のモノサシになる。
(日本共産党は昨日「地球温暖化の抑止に、日本はどのようにして国際的責任をはたすべきか」という論文を発表した。) http://www.jcp.or.jp/
最近のコメント