しばらく書かずじまいでいた。すっかりブログを書く生活から脱線してしまっていた。気分を取り直してまた書き進めていこう。
さて、先週の金、土、日と「自治体学校」で大阪へ行ってきた。大阪ということで、「釜ヶ崎」へいく分科会があったので、それに応募して参加した。
「釜ヶ崎」・・・昔から本で読んで一度行ってみたかったところだ。東京の「山谷」には20代の頃に行ったことがある。それも寒い冬で、ほとんど徹夜みたいな感じで行った。その時の労働者のイメージは“貧しい”“汚い”“生気がない”だった。タバコをすわないのにタバコをせがまれて閉口した記憶がある。横浜の「寿町」には行ったことがない。日本にはこういう日雇い労働者の町がいくつかある。その中でも「釜ヶ崎」は桁違いに数が多い。バブル期に比べるとかなり減ったというが、それでも15000人の労働者があふれていた。
主に建設業を下支えしている。構造としてこういう日雇い労働者のたまり場が形成されている。建設現場でのさまざまな作業資格を取る講座なども開設されていて、制度などもしっかりしている部分もあるようだった。
いまの社会を理解する上で、人が働いて人間らしく生きていくという点でも、とても考えさせられた。
大阪は人生初めてだった。活気があり聳え立つビルディングがあり淀川が流れ、とにかく大都市だった。
食べ物では、意外に美味しいものが少なく、タコヤキもイマイチ、ハモもイマイチ、しいて言えば「水ナス」の食感が新鮮だったな。
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