7月も始まった今日、この前ブログに書いた、「蟹工船」の感想の本(本当は感想じゃなくてエッセーなんだけど)を読み終えた。半分以上寝ながら読んで、涙がツーッと目じりから流れて行くのを、いちいち拭うのがメンドーだった。そのくらいウルウルしちまった。
細かい内容についてはまた後日書くつもりだけど、時を一にして、わが党の志位和夫委員長がキヤノンに視察に入りキヤノン側に派遣労働を解消していくことを表明させたという記事が赤旗に載り、それを読んで私は多喜二に通ずるものを感じた。
先日、横須賀に来た志位さんは、宗教人との懇談の中で、キヤノンに視察に行くことを明言していた。2月に自らが国会でキヤノンの派遣労働のことを取り上げ、そのことによって多くの若者がネットに書き込んだり、党中央にメールをよこしたりと、にわかに志位人気が盛り上がりをみせている現在、いわばケリをつけるべくキヤノンに乗り込んでいったわけだ。
たたみかけるような攻勢的な姿勢に、やるじゃないかぁ!いいねー!私はまたもやニヤニヤした。
押したり押し返されたり、せめぎ合いだね、情勢は。無知とあきらめにうずくまっているヒマはない。何とか、苦しい立場の働く人たちと結びつきたい。
画像は米原子力空母の横須賀配備を阻止する三浦半島連絡会の事務局長、新倉泰雄さんが送ってくださった向日葵。
今日から7月だし、夏に向ってGO!って感じ。
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