画像はかのジョニー・デップ。2月1日のブログにジョニーのことを書いたらそれを読んだIさんがジョニー・デップのDVDを2本貸してくれた。「フロム・ヘル」と「シザー・ハンズ」。予算議会が始まってしまったので観る機会がなかったが、一段落したので、やっと観ることができた。
DVDの感想は後で書くとして、まずは映画一般について書きたい。私は自分の中に注入するものとして①人との対面的交流。②読書。そして3番目に映画鑑賞を置いている。注入するなんて抽象的な言い方だな・・・・、言い換えると自分を成長させるものとか、自分をかたちづくるものとか・・・・ますますまどろっこしいか・・・つまり、ご飯を食べて身体をつくるように心をつくるものってことだ。
11年半前、かもめ団地に越したときにすぐに、WOWOWに入ってベランダに中華なべをセットした。(BSチューナーとも言う)そして録画しまくり観まくりで、年間90本の映画を観た。いやぁ~映画ってほんとうにいいもんですねぇ(By水野晴郎氏)同感同感。
映画との出会いは高校生のときにさかのぼる。学校が終わって5時過ぎから2本観た。名画座でほんのちょっと古いやつ。今で言うと劇場でやったものが半年か8ヶ月くらいするとDVD化されて売り出されるくらいのもの。当時400円だった。400円でほんのちょっと古いけどヒットした作品ばかりを2本やっていた。当時「ロッキー」と「ロッキー2」が一緒にやっていて学校帰りにはどうしても「ロッキー2」を先に観る時間割になっていた。今でも忘れないが「ロッキー2」は「ロッキー」の最終シーンから始まる。私にとって、ロッキーとの出会いはこの最終シーンだった。最初の5分くらいは何が何だかわからないけどやたらに感涙にむせび泣いていた。そして「2」のあとに「ロッキー」を観て頭の中でひっくり返してつなげた。スタローン自身が原作と脚本、主演までこなしていていたく感動した。
その後、1人目の夫が(息子の父親)彼も映画好きだったが、「ターミネーター」を教えてくれた。今カリフォルニア知事をやっているアーノルド・シュワルツェネッガーが出ていた。彼の初期の作品には「ランニングマン」という作品もあってすごく面白い。シュワちゃんの代表作はなんといっても「ターミネーター2」だと思う。この作品にはすごくいろいろな要素が入っていて、何度観ても新たな発見がある。ちなみにウチの唯一のペットの緑ガメは「アーノルド」という。今の夫が2000年の私の誕生日にプレゼントしてくれた。その時ウチへ帰ったらテレビで「T2」が放映されていたので、「アーノルド」にした(笑)それから、これは前にもブログで書いたけど、私が落ち込んだときに観るのはブルース・ウィリスの「ダイ・ハード」。
こういうふうに書いていくと、なんかマッチョな人ばかりだな・・・。でも、これもどこかに書いたけど私が一番大好きな俳優さんはニコラス・ケイジ!他人とは思えないくらいの親近感を感じる。今回、ジョニー・デップの作品を観て ははん、この俳優さんもいいなぁと思ったのだけど、どうも私は“目力”のある俳優にあこがれるようだ。高校くらいのときはジャック・ニコルソンにシビレテた。ギラギラ感がセクシーだった。日本の俳優だと佐藤浩市がいいなぁ。
この前テレビで「シークレット・ウインドウ」が放映されてので、(もちろん観たよ)今年に入ってジョニー・デップ作品を4本観たことになる。「シークレットー」のジョニーはサイコ野郎なんだけどピリピリ感があって怖かった。「フロム・ヘル」もアヘンに溺れる警部役でか細い美しさが出ていた。「シザー・ハンズ」はぼくとつでピュアで哀しい人物を好演していた。「シザー」時代のインタビューを観るとまだまだ少年ぽくて垢抜けてない頃のデップで可愛かった。
なんだろ・・・この俳優は?すごく個性的で変幻自在な人だな。剃刀の刃の上を歩いているような緊張感を感じるし繊細さや聡明さも光る。人間の奥深い善と悪。強さと弱さ。醜さと美しさ。そういう正反対のものを表現できる俳優だなって思った。
時間をつくってこれからも映画を楽しんでいきたい。
ジョニー・デップの画像は下記から拝借
http://plaza.rakuten.co.jp/johnny119/
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