①「愛らんどよこすか」の利用者の駐車券について聞いた。 「愛らんどよこすか」とは追浜にひとつ、中央、北、南、西の健康福祉センター内にそれぞれある親子で靴を脱いでおもちゃなどで遊べる場所のこと。 以前、愛らんどに遊びに行く際、中央の愛らんどでは市役所横の北口駐車場に車を止めて1時間分しか駐車券をもらえないので、ゆっくり楽しめないという意見を若いママからいただいたことがある。それをそのまま聞いてみた。他の福祉センターは行政センターと駐車場が一緒なので、そもそも駐車料は一切かからない。公平性の観点からいかがか?聞いたら、課長は「確かに公平だとは言えない。」との答弁だったが、部長は気持ちはわかるがというニュアンスで、「行政センターと一緒でも空いていれば止められるが、空いていなければ止められないので、基本は徒歩で・・・」というような答弁だった。 駐車場利用者は受益者負担で、という発想、これが広がりつつある。各行政センターや図書館の少ないスペースの駐車場でさえ、料金をとるべきという考えがある。今後、少しでも歳入を増やしたいとの市の考えから、駐車場の料金化が広がる可能性もある。私は、ここは取るべきではないという考えて、しっかり主張していきたい。 ②D・Ⅴ(ドメスティック・バイオレンス)防止ネットワークミーティング開催について 外部から学識経験者などを4人呼んで内部の職員16人で行うというもの。 とても大事なことなので、しっかりやってもらいたいと思う。数日前のブログに生活相談の経験から家族崩壊が広がっている実感を書いたが、D・Ⅴもその現象のひとつだと言える。 内部の職員が16人、専門家を呼んで学びあうというのはすごく大事だと思う。16人というからにはこども育成部だけではなくおそらく健康福祉部とも横断的に連携しているに違いない。 課長答弁では、専門家を呼ばず内部だけでミーテイングを行うこともあるという。1つのケースについてそれぞれの部署が情報共有しながら解決の方向を探っていくことが大事だ。 D・Ⅴに限らず、ひきこもり、あるいは心身の障害、生活困窮など、どれもこれも現象だけ小手先で解決する発想でなく、当事者の人生をまるごとサポートできるような体制が必要だと思う。横須賀市の福祉・暮らし・医療の連携によって一人でも多くの市民が救われるように全体の水準を上げていくことを目指すべきだ。 ③事業仕分けで「不要」と判定された「社会福祉施設水道料金等繰出金」について 現在、児童扶養手当の対象となっているひとり親世帯に対して、水道料金の基本料金(3612円)が減額免除となっている。事業仕分けはこれをもうやめるべきだといっているわけだ。 今定例会に当初、ひとり親のグループから、この制度を止めないでほしいという請願が出されたが、当面2011年度は引き続きこの減免制度は続けられる方針から、請願は出さないこととされた。 しかし、資料の今後の対応の部分を読むと「自立支援型事業の調査・研究を含めひとり親家庭に対する施策全般の中で事業のあり方について検討します。」と書かれてある。 つまり、表面的には2011年度は変わらず続けるが、2012年、2013年度と将来的にはこの制度だけでなくひとり親家庭をバックアップする施策全体を見渡して変えていくことも視野に入れるということである。だから、来年度はとりあえず良かったが、その後はどうなるかわからないというのが、この文章の含意なのだ。実際、課長もそんな内容の答弁だった。 ひとり親のみなさんから「やめないでほしい。この制度で本当に助かっている。お金のことだけでなく、気持ち的にも助かる。」という声をきいている。 私自身も息子が7歳から18歳までの約11年間、母子家庭だったので、この制度のおかげでずいぶん助けられた。この制度の恩恵を受けた本人でもある。 水道料金は2か月に1度払うが、基本の20㎥分が対象家庭は無料になる。前述のとおり3612円分が減額される。私はかなり節水意識が強かったので、夏場の2回(4か月)を除いては、ほとんどだから水道料金を払わずに済んできた。本当に助かった。 児童扶養手当の対象である世帯にとって、この水道料金の減免制度、医療証の交付、就学援助というのは本当に命綱になっている。 財政難を声高に叫ぶ市長の下、すべての施策にギリギリと仕分けのメスが入れられる。 福祉の施策とて例外ではない。 市の側が調査・研究をしていくというのだから、私もそれを上回るほどの施策続行の論陣を張れなければならない。たくさん勉強しなければ!
うちの玄関わきの
クロッカス。
ディズニーアニメふうに
歌ってるみたい。
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