1から是非お読みください。
大地震があり、大津波がありこんなことは“想定外”だと言って、福島原発の放射能事故を東京電力や、国が責任のがれをしようとするのを黙っていてはいけない。
そんな意味あいでブログを書き続けていこうとおもっていたら、
神奈川 空缶さんという方から、とても詳細かつごもっともなご意見をいただいたので、紹介したい。
気消費量世界一の米国での電力発電手段は、一位石炭(51.7%)二位原子力(19.9%)三位天然ガス(15.7%)四位
水力・地熱(9.6%)です。一方日本では、一位原子力(30.0%)二位天然ガス(22.1%)三位石炭(21.2%)四位石油(16.6%)です(資源エネルギー庁2002)。
米国は今後の原発増設の予定は無いそうです。
原発は大きければ大きいほど発電効率は良くなりますが、その分停止した時の停電率は高くなります。また設備の巨大化は、建設、運転、保守、点検に莫大なコストがかかります。
首都圏への電力供給を原発にシフトした結果、計画停電という日本経済を停滞させてしまうほどの影響が出ました。
今こそ原発信仰をやめる時です。
また、今ある原発の点検と改築に着手するべきです。想定外だったなどと他人事のように言う東京電力をこのまま許していいものでしょうか。
公共に携わる事業者としての責任があるのではないでしょうか。
放射線汚染農作物の政府買い上げの話しが出ていますが、税金だけで負担するべきでしょうか、東電も買取の負担を負うべきではないのでしょうか。
国のエネルギー政策については、“今、そこにある危機”が一定終息したら、大激論を国中で行う必要があると思う。
私は20代の時に広瀬隆氏の「危険な話」を読んで、そもそも地震列島である日本に原発設置は自殺行為だと思ってきた。
当たり前に電気が使える便利な暮らしの中で、気がつけば30%を超える割合で原子力発電による電気の供給となっている。このたびの計画停電もあり、やはり福島原発がダメになっているから、関東地方の電気も逼迫状態で、こりゃやっぱ、原発がないとダメなのねー・・・・これが一般の方々の思いではないだろうか。
しかし、まてよ、本当にそうなの?ここはじっくり腰を据えて考えるときである。
神奈川 空缶さんが示してくれたように、日本のエネルギーバランスというのは、ある意味均衡がとれている。だから、ひとつがダメになっても違う道があるというふうにみてとることもできる。ますます原発依存になってきているが、どっぷり原発依存でもないのだ。
この際、抜本的にエネルギー行政を組み替えるべきではないか。
私はそう思う。
東京電力は少しいい気になっていたのではないか。
“少し”では済まされないか・・・・。
3に続く。
フォントサンズの調整がうまくいかない。
読みづらくてすみません。
吉田市長は3/23日東京電力に対して、計画停電が実施されている地域とされていない地域があり、多くの問い合わせや苦情が行政に来ているので、計画停電の対象・対象外の地域選定の理由を説明して欲しいと要請書を出したとブログに書いてありましたが、市の経済や市民生活を考えるのなら、東京の23区のように(荒川や足立は別ですが)、横須賀市全体を計画停電回避地域にして欲しいと要請書を出すべきではないのでしょうか。
市長になる前は、原子力空母を反対していて、市長になったら母港化に賛成するような市長をギャフンといわせる為に、選挙は是非頑張って下さい。
投稿情報: うみおとこ | 2011年3 月27日 (日) 17:06