市立の幼稚園、小、中、高校、養護学校、ろう学校のみなさんの作品が約3000点。 絵はもちろん、ねんど細工や木工作品などバラエティに富んだユニークなものもたくさん展示されていた。 ちょうど、どこかの小学校のみなさんが、見に来ていた。 自分たちの作品が美術館に飾られて、多くの人々に見られるというのはどんな気分だろうか。自分自身のことを思い出すと、学校の美術室やせいぜい、文化祭か学芸会の時に特別に展示室を設けてそこに飾られる程度のものだったのではないかと思う。 そう、考えると、市内の子どもたちにとって自分の作品の展示場としての美術館があるというのは、これはこれで、なかなか素敵なことだと思う。 私は残念ながら(?)、お金を払って横須賀美術館に入ったことがまだない。 昨年もこの造形作品展には来たが、これは無料ということもあり、気軽に来る。
横須賀美術館は沢田市長の時代に決まり、蒲谷市長の時代に出来上がった。
今でも「こんなものはいらない」という根強い声をそこここで聞く。
私も芸術や美術を否定する気はさらさらないが、やはり作るべきではなかったと思う。
前方には海と房総半島、後方にはこんもりとした緑。
ロケーションとして最高なのだが。
ゆくゆくは直営をやめて指定管理者に任せるのではないかという意見もある。
昨年は谷内六郎氏の作品をめぐってご遺族との間でのことも報道された。
吉田市長になって今後どうなっていくのか。
子どもたちの作品はどれも伸び伸びと表現されていたが、
美術館を巡っての問題は未だすっきりとはなっていない・・・・。
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