9月1日横須賀市の新港埠頭において八都県市合同防災訓練が行われる。その一環として今日は久里浜の市立南体育館でタイトルの訓練があった。あってはならない、あってほしくないが、もしものことを考えて訓練しておこうとするものだった。
大震災によって多数の死者発生を想定しての大規模でリアルな訓練だった。
参加機関は横須賀市、神奈川県、神奈川県警察本部、浦賀警察署、横須賀市医師会、神奈川県歯科医師会、横須賀市歯科医師会、神奈川歯科大学、神奈川県葬祭業協同組合、全国霊柩車自動車協会神奈川県支部。
左の画像は遺体が搬送されてきたところ。遺体は①完全遺体②不完全遺体③部分遺体の3種類に分かれるそうだ。そして、指紋や歯型や、それでもわからないときはDNAで身元確認するということだ。歯科所見は焼死体の場合に非常に有効でカルテは5年間が保存期間だそうだ。
遺体は消毒、洗浄されて納棺される。画像は浴衣を着せているところ。(お人形)棺桶(ひつぎ)は実際に釘と金づちで作製していた。左側にある棺桶は簡易のものではめ込み式のものだった。1万個棺桶が備蓄されているという。これは市内でなのか県内でなのか聞き洩らした。月曜日に再確認したい。
最初にあってほしくないと書いたけど、本当にそう思う。見学していて気が滅入ってきた。いくら訓練でもいいもんじゃない。しかし、各地で起こる地震や水害などを知るにつけこういう訓練が大事と思う。
準備作業から実践まで参加された皆さん、お疲れさまでした。
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