これで何度目の抗議になるのか・・・今日はジョージ・ワシントンの火災に対して申し入れのためベースへ行った。
と言ってもいつもどおり、黄色線から先は立ち入れず、その外で30分以上も待たされたが・・・。
当直司令は珍しく女性だった。手渡しの文書が抗議ではなく、申し入れというところにこだわりをみせ、「内容によって受け取るか否かを判断させてもらう」と通訳を介して言ってきた。
なんたる態度!
“日本はアメリカに守ってもらってるから仕方ない”本気でそんなこと思ってる人よ、一度、ベースへ来てよ。米海軍がいかに高圧的かわかるから。
午前中、この火災問題について少し聞き取りを行った。朝のブログで私は時差を14時間と書いたがそうではなかった。火災の発生は現地時間22日の午前7時50分で、日本時間だと22日午後11時50分だという。ということは16時間の時差ということになる。ま、それはさておき、横須賀市への一報は24日の午前10時で、これはケリー司令官から企画調整部長へ入ったとのことだ。火災発生から37時間たっている。そのことを詳しく聞くと、まだ配備されていないジョージ・ワシントン内で起こった火災はそもそも横須賀市へ連絡する義務もないとのニュアンスだった。
つまりこれは“米海軍による好意的な情報開示”だったわけだ。さすがは“信頼関係”である。(もちろん皮肉だよ。)本来、日本側に伝えなくてもいいような内容だけど、まっ、後からわかると大ごとだから、先に知らせとこっと、なんせ、横須賀は住民投票条例の署名があって、市民みんながこのことで、ヤケにナーバスになってるからな・・・・米海軍の会話が聞こえてきそうだ。想像力をたくましくすれば、37時間のうちに米海軍やら米政府やら、もしかしたら日本政府までもがどうするベーと右往左往したのかもな。
ジョージ・ワシントンはこのあと、サンディエゴ基地へ行き火災の原因など調査をしてから横須賀へ向かってくるそうだ。原因の徹底究明をしっかりして、横須賀市へもきちんと報告してほしい。
それにしてもこれほどの火災を小火(ぼや)と言いくるめる(一部海軍報道官がCNNテレビに「深刻な」火災に分類されると語っている。)米海軍っていったい・・・・(byキートン・山田)だ。
8月19日まで、もちろんそのあとだって、厳しくチェックし続けるぞ。
原子力空母なんていらない。横須賀・神奈川・日本へ来るな!
本当にそうですね。
この数年間の論議の中でさまざま安全性の問題は展開されてきたわけですが、ひとたび大災害となったら・・・と考えるともう取り返しのつかない惨状となるわけです。
初心にかえってしっかりとチェックをしていかなくては!そう強く感じています。
投稿情報: 大村洋子 | 2008年5 月28日 (水) 09:32
ご活躍ご苦労様です
原子力空母でコメントします、
原子力空母には、大量の弾薬、航空燃料、ミサイル、(核兵器もあると思う?)が
原子炉と隣り合わせに在るということです
火災が発生し鎮火が不可能になった際爆薬に引火誘爆を起こし
被害が増大しる、原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀基地でこの様な事が
発生したら想像を絶する事態となります,横須賀の蒲谷市長は原子力空母母港化の是非を問う住民投票を否決した
もしも、ジョージ・ワシントンに事故が発生した場合、どのように責任をとるつもりか。
蒲谷市長が責任を取っても市民の生命財産が失われる、放射の漏れが起きたら2度と横須賀には住めなり廃墟の町となる
ジョージ・ワシントンの横須賀母港化の狙いは、ただ一つ、世界のどこであれ迅速に展開して、
アメリカの意に逆らう諸国に対して先制攻撃をするための能力を飛躍的に高めることである。
アメリカの都合だけで配備される原子力空母は、安保条約の規定からいっても、アメリカに来ない様にしてもらしかない
この美しい横須賀を後世に残す為にも議会で追求して下さい(政府のアメとムチに負けないように)
投稿情報: 上村哲夫 | 2008年5 月27日 (火) 10:42