昨日は夕方、浦賀行政センター管内で選出された議員による議会報告会があった。浦賀地域、鴨居地域の町内会長さんたちがずいぶん来てくださった。40人くらいは集まったかな。議員は渡辺かずとし議員、岩沢あきお議員、上地克明議員、芳賀親男議員、木下けんじ議員、そして大村洋子の6人。
こういう議会報告は初めてだー。
今回の予算議会で出された議案は51件。3分の2は賛成。3分の1くらいは反対した。浦賀選出議員の中には当然いろいろなお考えの議員がいらっしゃるので、賛成、反対は一切言わず、粛々と(福田首相のように・笑)経過報告をした。生活に密着したところをできるだけ具体的に話すように心がけた。
一通り報告が終わってから、私には①浦賀火葬場のことと、②横須賀の救急搬送のこと、③医師不足のことについて質問や意見が出た。
①については浦賀地域の皆さんは本当に注目している。なくす方向なのかどうなのかすごく気にかけている。池田町や舟倉といった湘南山手の地域の皆さんは坂本の中央斎場への一本化を望んでいるようだし、浦賀の広い地域の町内会の皆さんも心配している。私は今回の予算議会の中で健康福祉部の報告に対して質問したが、その質問の趣旨は浦賀の皆さんのこういった気持ちが背景にある。どうか坂本の皆さんとも良く話し合い、同じように情報を浦賀にも流してほしいという意味で質疑を交わした。今日の内容を通して浦賀の皆さんの火葬場を注視する思いがいかに強いか改めて感じた。ある会長さんは最後に「がんばってよー」と私に言った。そのニュアンスは頑張ってもらわないと困るんだよーという切実さを孕んでいた。
②については「大村議員の報告では、横須賀は大丈夫とのことだったが、私の親戚は7回も病院を断られ鎌倉の病院へ運ばれた。横須賀も全然安心できないよ。」とのご意見だった。確かに、常任委員会の質疑においても局長の答弁はすっきりと歯切れのいいものではなかったが、概ねうまくいっているというものだった。市民からこう具体的に出されると、心配になってくる。この点は再度確認したいと思う。
③については国レベルの問題でもあり、病院管理部としても力を尽くしているところなので、今後も注視していくということでお答え申し上げた。
こうして質問や意見を言われると、とても緊張する。だけど、私がお伝えしたことに対して疑問をもって聞いてきてもらえるというのはありがたいことでもある。党内ではこの間、何度か議会報告会を行って、イデオロギーも含めてガンガンしゃべってきたのだけど、こういう形での議会報告会というのは私自身が試されるなーと思った。
それにしても町内会長さんたちの地域への思い、浦賀を愛する思いはすごいなーと思った。地域に密着して活動する市議会議員は地域の利害を代弁する存在でもある。そこの自覚をしっかりもってこれからも浦賀のまちづくりに微力ながら頑張りたい。
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