沖縄で女子中学生が米海兵隊員に性的暴行を受けたことが大問題になっている。私は米軍は基本的に非人間的だと思う。その中でも特に海兵隊は最悪だと思う。元海兵隊員のアレン・ネルソン氏によれば、基地外での蛮行(女性に乱暴したり、タクシーの料金ふみたおしなど)が起きると上官は口では「綱紀粛正」と言うけれど、腹の中では戦地に行く準備ができたと思うという。
まったく、こんなヤカラが沖縄でも横須賀でも闊歩してるのかと思うとゾッとするよ。
9月の本会議で馬堀で起きた米兵の女性を刺した事件を取り上げ、基地外居住の米兵を市が把握するべきではないかと提案したが、市長は全く取り合わなかった。そして「米軍はよき隣人」であり「居場所を把握するなどまるで犯罪人扱い」・・・・こんなニュアンスで答弁した。もう、言うまい・・・市長の発言と態度は“恥じ”だ。これはいずれ歴史が証明する。
さて、市長の態度とはウラハラに沖縄の人々の怒りが本土にも蔓延し、とうとう防衛省は基地外に住む米兵や家族の市町村別の人数を公表せざるをえなくなった。今日の神奈川新聞によれば、横須賀の米軍の基地外居住者は3420人で市町村別では一番多い。総居住者は9297人なので、基地外居住者の割合は36.7%。(データは07年3月末現在のもの)防衛省はざっくり人数だけ発表した。あとはそれぞれの自治体でどう対処するかが問題だ。沖縄の北谷では職員が一軒一軒訪問して米軍人の所在を確認している。市長は米軍にデータを出すように要求するべきだと思う。上記のデータも日本政府が在日米軍に要求したのである。米軍は懐が深いから(お世辞に決まってるじゃん)要求すれば(どうも、どうもお世話になってますと言って)出してくるにちがいない。
それからもう1つ。米軍人の居住について今日の代表質問で、自民党の高橋敏明議員の発言の中に興味深いものがあった。高橋議員は地域経済効果につながるという観点で米軍住宅政策のことを展開していたのだけど、今、既にある大塚台の3階建てマンション、19棟116戸。そのほかに久里浜、林、按針台にも建設計画があると言っていた。RPPという賃貸提携住宅プログラムによるものらしい。クリックして見てほしい。 http://housing.cnfj.navy.mil/japanese/rpp.pdf#search='rpp'
米軍人の犯罪が横行し怒りが巻き起こり、夏には原子力空母が来ようとすることに住民投票で市民の意思を!とたたかいが盛り上がりつつある中、一方では基地内観光バスツアーだとか、原子力空母歓迎セレモニーだとかを言う人々もいる・・・。(自民党さんの主張)
そうそう、今日議会の後で日曜版を庁内で配っていたら、「今日の質問は面白くなかったな・・・。」そう○○職員が言っていた。私、どう答えていいのかわからなかった(笑)そういう方には明日がおすすめ。明日はいよいよ、日本共産党の代表質問。井坂しんや団長の登壇。練りに練った我団の質問をぜひ多くの皆さんに聞いてほしい。
コメント