07年2月の2日間だけの臨時市議会は一生忘れない。横須賀市議会の傍聴席は全て人で埋まっていた。今までたくさん傍聴席で本会議を見てきたけれど、あんなに熱を帯びた議会はなかった。成功させる会の4人の登壇者の発言はどれも素晴らしく胸を打った。最初から最後まで息の抜けない緊迫感が漂っていた。
私はこの日ほど議席にいない自分を悔しいと思ったことはない。本当なら、下にいて賛成の札を投じていたのになぁ・・・・。上の傍聴席から議員一人ひとりの一挙手一投足に耳目を集中していた。
“原子力空母の是非を問う住民投票条例”これをつくるための運動がまた始まる。今度は賛成の札を投じる資格を持っている!私は市議会議員になったのだ!
歴史的なこのたたかい。歴史的なという時に本当にこの歴史的意味を噛み締めたい。岩国や沖縄の人々とがっちり結んで激震をつくりたい。この1月、そして2月準備をしっかり行って今度こそ!今度こそだ!
我家の前に日本共産党のポスターを貼る掲示板を設置した。どのポスターを貼ろうかなー。4枚地区委員会から持ってきて家のテーブルに並べ夫と思案した。彼は「消費税増税反対」と「福祉政策」の2枚がいいんじゃないかと言った。うん、そうだねその2枚にしよう。それでその2枚を貼った。でも、本音の私は「イラクから自衛隊は撤退を」と「憲法9条を守ろう」だった。そのことを後で夫に言うと、彼は「大村ちゃんは政治的だね。やっぱり暮らしのことが一番共感を得るんじゃないの?」と言った。そうかぁ、私って政治的で硬いかなぁ。
このことは象徴的でちょっとショックだった。どれが1番大事とかそんなことではないけれど、やっぱり私の中では平和を揺るがすようなことは許さないゾという思いが強い。
原子力空母のこれから始まる署名運動は住民自治とか民主主義が根幹にある運動なので反対だからやります!というレベルの問題ではない。だけど、私の中では本当のところは日米安保の問題だしアメリカの世界戦略に風穴を空けるたたかいだし、ひいてはこれからの世界のありようにまでかかわる凄いスケールの大きな運動なのだ。こういうことを考えると、本当に血沸き肉踊り今、ここに生きてる自分のミッションを感じる。
大変だよー、もうこれからはてんてこ舞いさぁ。へとへとだよ、毎日。でもさ、楽しむよ、味わうよ。それにこれは始まりなんだから一連の。長いながい始まりなんだよ。横須賀にとってさ。
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