浦賀には春は「咸臨丸フェスティバル」夏は「みなと祭」秋は「観音崎フェスタ」そして冬には「中島三郎助まつり」と春夏秋冬を通じてお祭りがあります。
今日はその中島三郎助まつりに行きました。画像は浦賀中学の皆さんが描いた中島三郎助の絵です。
三郎助は1821年1月25日浦賀に生まれました。1853年にペリー来航の際に日本人で初めて黒船に乗り込み折衝にあたりました。そして洋式型軍艦「鳳凰丸」の建造を成し遂げました。最期は函館五稜郭で旧幕府勢力を中心として政府の樹立を目指すも砲弾に倒れます。49歳でした。
恥ずかしながら、私は浦賀に住んでいて中島三郎助について何にも知らないなぁということが今日よくわかりました。浦賀には「中島三郎助と遊ぶ会」というのがあって、そのネーミングもユニークで好きなのですが、中島三郎助をこよなく愛する人々がいるのです。今日のイベントもそういった人々が中心になって進めてこられたようです。
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先日テレビを見ていたら、酒井若菜というタレントが幕末のことを熱く語っていた。彼女は司馬遼太郎にかなりハマっているらしい。私はというと、歴史は縄文、弥生、大和、飛鳥、奈良・・・時代を分類する年号は全部暗記しているけど、何年に誰が何したなんてことはほとんど頭から流れ去っている・・・(涙)だからたぶん、幕末記を読む力量すらないと思う。でも、今日、ほんの少し中島三郎助に興味をもったので、酒井若菜ちゃんみたいに幕末期の歴史小説を読んでみようかな。江戸から明治の激動の日本を頭の中に想起させることで、平成の今を少しでも読み解くことができるかもしれない・・・フムフム。
イベントは住友重機械の機関工場内で行われた。半分外みたいなもので、物凄く寒かった。冷えた身体には温かいものが一番よ~と模擬店を物色していると、あったあったお目当てにしていた“黒船シチュー”。パンもついて200円。温まって美味しかったぁ。時間が押していて見ることはできなかったのですが、この後浦賀中学校の皆さんのダンスやブラスバンドもあったようです。
私も20代の頃、大村さんと同じ事を感じていました。それで30代以降コツコツと時代小説を読んでみて、すぐに追いつきました。要は問題意識を持つ事ですよね。
投稿情報: リコリス | 2008年1 月27日 (日) 06:20