今晩のNHKスペシャルは日米軍事同盟についてでしたね。蒲谷市長と仲良しの米海軍司令官ジェームズ・ケリーさんもちらっと映っていました。ご飯をたべながら家族で見ていて、テレビに向かって批判めいた言葉が飛び交いました。(ほとんど私が言ってたけどね)息子は最近かなり軍事オタク(かの石破さんほどではありませんが)になってきて、「イージス艦こんごう」とか「トムキャト」とか出てくるものの名前をぽいぽい言っていました。
経済同友会の終身幹事の品川正治(しながわまさじ)さんは21世紀は“アメリカを問う世紀”だと言っています。なかなかですね、この言葉。
軍事同盟が一番顕著ですけど、経済でも福祉でも医療でも保険制度などもだんだんにアメリカナイズしてきています。アメリカの言うことを自分の頭で考えもせずに何でも受け入れている、日本ってホントにダメです。私が言ってるんじゃなくて、長年経済界の中心にいた人がこう言ってるんです。
根底から病んでるなって思います。
私が今、とても注目しているのは山口県岩国市の市長選挙。2月10日が投票です。きっぱりとした姿勢を貫いて艦載機移転反対で市民の安全安心を守ることを打ち出している井原前市長。飛んでいって応援したいくらいです。井原さんが再び市民の民意を受けて市長になれば、横須賀の住民投票条例の運動もさらに熱が入るというものです。
何でもアメリカにくっついていくのがいい時代はもうとっくに終わっています。世界の流れがそうなってるもん。日本だけが旧態依然としてアメリカのいいなり。本当の意味でのアイデンティティーをもたなくちゃ。
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