今日は“国際婦人デー”である。
だから、ほんの少し女性のたたかいの歴史を書こう。
「国際婦人デー」は「国際女性デー」とも「国際女性の日」とも呼ばれているらしいが、私には「国際婦人デー」がなじみ深いので、この呼び方でいく。
1904年にニューヨークで女性たちが、婦人参政権を要求してデモンストレーションを行った。今から107年前!だ。
それから6年後の1910年コペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で、ドイツの社会主義者であるクララ・ツェトキンが「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日としようと提唱した。
クララ・ツェトキンは「青年・婦人論」の中でレーニンと対談していて、私は20代の頃この本を確か読んでいるはずだが、かなり勇ましい印象だったと記憶している。でも、もうその記憶も、あてにならないが・・・・。
そして、クララからわが日本では遅れること13年。1923年の3月8日にこれを記念する集会が初めて開かれた。
そして、実際日本で女性が参政権を獲得したのは1945年で、女性が出馬した最初の選挙は翌年の1946年4月10日だというから、日本で国際婦人デーの記念集会が行われてから、実に23年後となる。
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先日、ある議員が理事者とのやり取りの中で婚活の話をしていた。
それは別にいいのだが、その流れで、「嫁取り」という表現をしていたので、あまりの前近代的表現に、唖然とした。
事ほど左様に日本は遅れている。
民法750条は結婚した際にどちらかの姓を名乗ることを強制している。
これだって前近代的。時代錯誤。アナクロニズム。
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あーあ。・・・・と言って嘆いてばかりもいられないし。
遅れていても、私はこの日本の中で、どっこい、今より女性にとって生きやすい社会を進めていかなきゃ。
横須賀市議会は、今42人の市会議員のうち女性の議員は8人しかいない。
女性の管理職員は比率的にはもっと少ない。
国際婦人デーの本日、改めて女性の地位向上のため頑張ることを誓おう!
浦賀にある私の事務所の
事務所開きでいただいたお花。
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