神奈川県は県内にある3つの青少年施設の廃止を決めている。
横須賀市には観音崎に青少年の村があり、ここも廃止の対象になった。
私たちは昨年の9月の第3回定例会の一般質問でも取り上げ、市として県へ
廃止をしないよう要望してほしいと訴えてきた。
しかし、今年度いっぱいで、廃止されることになった。
観音崎はグーグルアースで見ると、じつに緑が多いことに気付く。そして太平洋に突き出した素晴らしい地形。
ここで、多くの子どもたち、家族、関係者がキャンプを行って、楽しい時間を過ごしてきた。
年間平均で、1万人以上の利用があった。
横浜や東京からも比較的近く、自然を満喫できるところとして親しまれてきた。
だのに、今回のこの決定・・・・。
これからは、観音崎公園全体を管理する、県土木に所管が移行する。
確かに、見た目は兵舎を改造したアンティークで頑強な建物だが、中はかなり老朽化していて、長く使うにはお金と手をかけなければならないのは事実だ。
年間で400万ほどの管理運営費だと聞いているが、それに改修費用を見積もらなければならなくなるのは必至。
しかし、天下の神奈川県。確か、一般会計が年間1兆7000億円を超えていたと思うが、そんな大きな財政を動かす神奈川県が、青少年施設にはお金を出せないとはどういうことだろうか。全く合点がいかない。
そろそろ、松沢さんにはご退場願いたい。
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