登録は415団体。10年間でのべ33万人の利用。
今でこそ“協働”という言葉が当たり前に使われるが、横須賀市は「市民協働推進条例」をいち早くつくり、全国で初めて“協働”を謳った。
「企画提案型協働モデル事業」という施策がありその発表会を見たことがあるが、市民の発想や活力は行政にはできないような活動を生み出すものだと驚いた。
潤沢に財政があるわけではないので、「人・モノ・金」はご自分たちでどうぞという行政からの誘導というように消極的意味合いから協働推進を見ていた私には少々目からウロコだった。
横須賀市市民協働審議会委員長で神奈川大学経営学部教授の松岡紀雄(まつおか としお)氏の記念講演も面白かった。
アメリカでは85%の寄付が個人が行うという。日本ではどうしても大金持ちの老人の遺産が○億円・・・というイメージが強い。吉田市長も「いのちの基金」というのをマニェストにかかげている。少々生意気な言い方をすれば、私は寄付という文化は日本ではまだまだ醸成されていないのではないかと思う。
決算特別委員会の中でも自治体の財政を寄付に頼るのはいかがか?という部分を少し質疑した。奈良県の天理市は市の名前にもなっているとおり、天理教のまちだが、ここの財政担当者は予算を立てる際に毎年天理教の人に会い、「今年はいかほどご寄付いただけますでしょうか?」とお伺いをたてるそうだ。もうそれが通例になっているらしい。
ことほど左様に、施策や活動のためには資金がいるわけだ。市民協働がいろいろな角度で深まっていくことが大事だ。
それにしても、6団体がパフォーマンスを発表してくれたが、どの方も表情がいきいきとされていた。“生涯学習”とも相まって人はあくせく働くだけでなく、利得感情抜きにやっぱり“ホモ・ルーデンス”遊ぶことが大事だなと思った。
ご存じ、サポートセンターのマスコトキャラクター のたろん
not alone ひとりじゃ ないよ
記念日なので、おめかしして蝶ネクタイだそうです・・・(笑)
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