結局、「タイタニック」の後編を観て、ボロ泣き。
明日は朝、配達だぜい。
早く寝なくっちゃ・・・ってもう、12時になるじゃないかぁ。
横須賀、汐入で起きたタクシードライバー殺害事件、脱走した米兵が何か知っているんじゃないかということで、捜査がされているようだけど、その後どうなったのだろう?毎日注意深くニュースを追っているのだけど、次々と大きなニュースが入ってくるもんで、相対的にかげが薄くなっている。
「誰でもよかった」この言葉を共通にはいた若者の事件が続いた。子育てについて世の中の親は私も含めて、すごく迷ってると思う。そういう中で、コミュニケーションの欠如と言われているけれど、電車のホームから最前列の人を突き落として、人を殺したら刑務所に入れると思ったと言った少年は父親とかなり密接に生活してきたようだ。それなのになぜ?という思いが広がっている。小、中学校でイジメがあり、父親は懸命に息子を守るためいつでも一人にさせなかったという。着る物まで共有し夜は隣で寝たという。
加害者の父親は「私も一緒に罪を償っていく」と話していた。私は首をかしげた。“一卵性母子”という言葉があるけれど、これじゃまるで“一卵性父子”だ。18歳と言えば、もう大人に近い。身体は大人だし、頭脳的にも一人前。
“親は子どもを自立させるために育てる”そんな言葉を本で読んで何となく、そのように考えてきた。私が18歳の頃は同性である、母親は今の言葉で言うと、ウザくてウザくて仕方なかった。早くこの人から離れたいと思っていた。そんな私から考えると、この18歳の少年と父親の関係はとても奇異に感じる。家が経済的に大変なので進学はできない、就職を考えアクションを起こしたがそれもうまくいかない・・・それで、かれは刑務所に入ることを発想した。・・・・とても不可解だ。短絡的だ。父親から離れたかったのかなと(これはあくまで、私の想像だけど)思った。彼は父親のいない世界で自分を見つめたかったんじゃないか。もっと言えば、父親への復讐だったのではないか・・・。父親へ刃を向けず、自殺も考えなかった。すごく複雑な心理が働いているように思うのは私のかんぐりすぎだろうか。
不可解で残忍な事件が続くのは、その人個人の問題もあるだろうが、社会の雰囲気や空気、不安や不満に大きな影響があると思う。凶悪犯には重い刑罰を!と言う流れが作り出されている。心身喪失者には責任能力がないという刑法39条についても変えるべきだという意見が出ている。
そういう“対症療法”ではなくて根本的治癒こそ大切じゃないかと思う。今回のことだって、勉強したいと思う若者は全員が大学に進学できれば起きなかったことだ。世界的にみても日本の大学の授業料は高い。そんな社会的背景がある。
現象に潜む本質的なこと・・・そりゃ、人を殺すなんていけないことだけど、切羽詰った若者の内在する思い、それってなかなか一言ではいえないことだと思う。
残念だけど、こういった事件はすぐにはなくならないと思う。社会の中に鬱積してるものがあり過ぎる。
生きている手応えを欲している若者は多いと思う。
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