金曜日の民生常任委員会のことを書いておこう。こうして月曜の朝になってしまったのにはワケがある。またもや体調不良に陥っていたのだ。ロボットならさしずめメンテナンスにはいるだろうに、人間はケッコー強い。回復力がある。なんちゃって、自分を鼓舞激励するも、これで何度目よ?って感じだ。とにかく、半端じゃなく眠り、今は何時だ?夜なの?朝なの?ってくらいによく寝た。おかげで、署名運動に全然呼応できなかった。皆さんごめん(ぺこりん)
それはさておき、民生常任員会。こども育成部と環境部との質疑だった。細かいことは全て書き出せないが、一番強く感じたのは、「滞納問題」だ。今回、市長が「滞納整理の推進」ということで2100万円ほど予算をつけて事業展開しようとしている。市民税、保育園の保育料、介護保険料、国民健康保険料、市営住宅家賃、市民病院医療費、水道料金、母子寡婦福祉資金等々。市の財政が厳しい今、滞納しているところにスポットをあて、少しでも回収しようというわけだ。これは市としては当たり前の発想だし丁寧な対応の中で進めていってほしいと私も感じる。
しかし、と思う。こういうことは現象面だけみても本当のことは解決しないのではないか?ただお金を回収すればいいというものではないだろう。それじゃ、ヤクザまがいのヤミ金と同じだ。なぜ返せないのか?その市民の生活がどうなのか?市役所はそこにしっかりと目をむけるべきなんだと思う。
だから金曜日の委員会ではこども育成部にこども育成部が音頭をとって全庁的に相談も含めてのチームを提案してはどうか?と質問した。
以前に保育料の滞納のことで、担当課長にお話を伺ったことがあった。課長自らが保護者と面談してお願いしているとのことだった。現場では本当に頭の下がるような活動をされているんだなと感じた。しかし、もう少し踏み込んで考えてほしい。保育料を滞納するような家庭は他のことでもおそらく払えないものがあるはずである。その際に横のつながりでその家庭をトータルでバックアップする仕組みがほしいのである。職員の中には先駆的にそういう発想をもって既に動いているいる人がいるし、私は本来、市の職員というのはそうやって市民ひとり一人をどうやって幸せにするかに力を注ぐのが本務だと思うのだ。
公平性とか財源確保という名のもとにむやみに毟り取るのだけはやめてほしい。長いスパンで見たときに、一番収納率の悪いやり方となるから。
悪質な滞納者は論外である。しかし、払いたくても払えない人がたくさんいる。この間の相談活動で私は見てきた。そういう人々にどうやって払わせるか・・・・それは生活相談しかないのである。生半可なことではダメだと思う。本腰を入れて市が生活相談の体制を作る中でしか本当の解決はできないと私は思う。無論、私自身もこの分野に全力をあげていくのだけれど。
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