最近は何だかすぐに目が疲れて充血気味になる。映画鑑賞でポトポト涙がこぼれた後に、目にダルさが出てくる、あんな感じ。もう老眼の域なのかなー。流しで洗い物をしてて、生まれたばかりの我子が起きてるのか眠ってるのかよく見えない・・・そんなことから常時眼鏡の生活がスタートした。それから20年。眼鏡の度が合わなくなってきたのかな・・・。人間ドックでは何も異常はなかったけれど、1度眼科に行ってみるかな。
そんなことはさておき、新原さんの講演の感想のつづきを書こう。
1974年、当時の科学技術庁原子力局次官が日本の港での米原子力艦からの放射能放出を国会答弁している。日本共産党の加藤進参議院議員が質問したのにたいし、「沖縄の海底の泥のサンプルから探知されたコバルト60の“高い率”の一部は、原潜によるものと考えられる。」と言ったのだ。当然新聞はこの答弁を大きく取り上げ放射能汚染を原潜のせいだとする初の日本政府当局者言明と報じた。驚くのはこの後なのだ。すぐにアメリカ大使館参事官(政治軍事担当)はこの答弁に説明を求めるとともに今後このような言明が繰り返されないように求めた。(!!!)そしてさらに驚くことに、その後原子力次官は「コバルト60検出は、核艦船による汚染と関係ない」と事実上答弁を撤回してしまった。(!!!)
こういうの“内政干渉”って言うんじゃないか・・・・。アメリカという国は日本の国会答弁まで変えさせる国なのである。
横須賀でも06年にコバルト60が海水から検出されている。その際、お決まりの「人体に影響なく、微量です。」というのが繰り返された。それならなぜ海水に自然界には存在しないコバルト60があるのか???原子力潜水艦から漏れたとしか考えられない状況でも、当局は絶対にゼッタイにぜったいにそれは認めない。限りなく、かぎりな~く原潜由来でもそこは言ってはならないことなのだ。もし言ったら、また必ずやアメリカ大使館が、否、米海軍自らが圧力をかけてくるだろうから・・・。日本政府は32年前の経験からこの手のことは一切言明を避ける体質になってしまったのだ。これでも独立国家と言えるだろうか?植民地根性丸出しじゃないかぁ!ムカツク。
次回が最終。
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