神奈川県横須賀・三浦障害保健福祉圏域地域ナビゲーションセンターの
就労シンポジウムに参加させていただいた。
障害をもつ方々を雇用して事業展開してみませんかということで、
集まった方々は事業者や施設の職員が多かったようだ。
コーディネーターの方が言っていたとおり、
会場はほぼ満席だった。
障害をもつ方々の就労について、
こんなに多くの方々が関心を持っているのかと改めて驚いた。
2月23日のブログにも書いたが、
横須賀には就労継続A型という
事業主が最低賃金を払い雇用するタイプに
交通費の補助制度がない。
これは今、要綱を改善すべきと
障害福祉課に迫っている件なのだが、
これほど、障がい者の雇用について
関心が高いということだから、
2012年度からなんて言ってられないという思いを強くもった。
「豊かな社会とは許容がある社会」
「障害をもった人々と一緒にいると心が清らかになる。」
パネラーの発言である。
私はおおげさでなく
障がい者は存在そのものが革命的だと思う。
彼らが普通に暮らすためには、社会のほうが変わらなければならないからだ。
道路にボツボツをつける。
階段だけでなくエレベーターをつける。
まちはすべてフラットにして段差をなくす。
そして、物理的なことだけではなく、
優しさとか思いやりとかいたわりとか
そこに生きる人々すべての心のありようが問われる。
パネラーのお話を聞いていて、
夢があるなぁと思った。
21世紀は人権の世紀と言われている。
みんなが幸せになるために
障害をもった人々が社会に出て
働けるしくみづくりが急がれている。
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