08年第3回定例会が今日終わった。今までの定例会で最も有意義だった。体調も良かった。2回目の本会議での一般質問は昨年より少し低い声で行った。決算特別委員会を半分くらい傍聴して知らないこともたくさん知った。
3定が終わると議員研修会というのがあって、今日は「はぐくみ館」の療育相談センターの広瀬宏之先生のお話があった。ちょうど昨日書いた「読字障害」にも関連する「発達障害」のお話だった。2005年の4月に発達障害者支援法が施行されて以降、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)などがよく聞かれるようになった。そういえば、小学校の時やけに落ち着きのないクラスメイトがいたけど、あの子はきっとAD/HDだったのかもしれない。
学問の世界がどんどん広がって科学でいろんなものが解明されていくと、今までは不可解だったことに合点がいく。「発達障害」という概念は人間をどうみるかということにも大きな影響を与えていると思う。今日はそんな観点のお話ではなかったけれど、私にはそっちの方が興味深い。20代の前半にお目にかかった本にはそもそも人間は発達などしなくていいのだということが書かれてあって驚いた。これはそもそも発達とは何かということにもかかわる。
科学的社会主義の立場で少々ドグマ主義的に言えば、資本制社会における発達とは効率良く搾取されるということに行きつく。だからアンバランスな発達しかできない者をこの社会は排除しようとする。ユニークでオリジナルな型破りの人々に困惑する。だから私は今の日本で障害を持つ人は存在そのものが革命的だと思う。
きれいに植えるもんだなぁ・・・画像はウチの近くの畑。
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