カーラジオを聞いていたら、今日は占いの日だという。へぇ~、今日は全国的に“救急の日”じゃなかったんかい?
いつも行こう行こうと思っている九条の宣伝の日でもあった。他の用がありやっぱり今回も行けなかった。
9月は竹内まりあがセプテンバー♪と歌っていたように、もう1日から一気に秋って雰囲気になる。今日は湿度が低く風が気持ち良かった。もうすぐ空じゃ鰯雲が見られるかしら、楽しみね。
夕方、散歩をしたら虫の音が響いてすっかり秋だった。
最近、表札に興味のある私としては、きょろきょろ人の家の表札を見て歩いた。苗字を見てるわけではなくて表札の材質とか字体とかデザインを見てるわけ。考えてみりゃ、ウチにはまだ表札ってものがなかったな。一応ポストに名前を付けたけど、それもいつの間にか剥がれた。
夫も私もあまりこだわらないタチなので今まで軽視してきたけど、やっぱり表札ほしい・・・そう思うようになってきた。第一郵便屋さんに悪いよね。
石垣りんさんの詩に「表札」がある。
表 札
自分の住むところは
自分で表札を出すにかぎる
自分の寝泊まりする場所に
他人がかけてくれる表札は
いつもろくなことはない
病院へ入院したら
病室には石垣りん様と
様が付いた
旅館に泊まっても
部屋の外に名前は 出ないが
やがて焼き場のかまにはいると
とじた扉の上に
石垣りん殿と札が下がるだろう
そのとき私がこばめるか?
様も
殿も
付いてはいけない
自分の住む所には
自分の手で表札をかけるに限る
精神の在り場所も
ハタから表札をかけられてはならない
石垣りん
それでよい
石垣りんさんはカッコいいなぁ。私も自分の家に自分で表札をかけられるようにしたい。そういえば、議会の議席には「大村洋子」と名前がついた黒い立方体がある。座った際にそれを立ち上げるのだけど、一番最初にそれを立ち上げた時は感激したなー。四面すべてに「大村洋子」と書かれてあって、まじまじと見ちゃったな。小学校に入学したばかりの頃には「数のおけいこばん」って算数で使う道具があって、おはじき一つ一つに「おおむらようこ」を貼り付けた。娘の成長を喜びながら細かい作業も厭わずに両親がやってくれた。そうそう、そう考えると名前って大切だ。「これは私のものだ。大事にしなくちゃ」という意識を喚起させる。やっぱり、家にも表札は必要だなー。
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