選挙公約としてさんざん訴えてきた浦賀駅のバリアフリー化。昨年予算計上されたが結局秋にはそれがご破算になってしまった。そのことをめぐって、私には今、多方面から「どうなってるんだ!」「いつになったら浦賀はエレベーターがつくの?」そういった声が寄せられている。
交通バリアフリー法は2010年(平成22年)までにすべての駅舎をバリアフリーにせよという法律で、事業者、国、県と市がそれぞれ3分の1ずつ経費を出すことになっている。その予算が昨年ついたので、今年の3月までにはとうとう浦賀駅にもエレベーターが!と喜んでいたのである。ところが、京浜急行電鉄の意向でそれが取りやめになった。その説明はすでに行われて久しいが、その後どうなったの?という世論がまた持ち上がっている。
今日も、党内の会議である女性から「手すりがついたのはいいけど、エレベーターがすぐ無理ならせめてスロープをつけてほしいわ」と言われた。ベビーカーのお母さんを見ると我娘とオーバーラップしていたたまれず手を貸してしまうという。確かに、浦賀駅でこの夏、朝宣伝をした際にもローラーのついた旅行カバンを重そうに持ち上げる人を何人も見た。弥縫策としてスロープをつけることは良いアイデアだと思う。
9月10日水曜日に京浜急行電鉄の人々がこの浦賀駅のバリアフリー化について説明に議会に来るという。その際に今日もらった要望も直接伝えたい。京急は“市民の足”であるという社会的責任をよく理解して早急にバリアフリー化を進めるべきだ。タイムリミットは近付いている。地元の利用者の声は既に沸点に達している。
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