世の中、お盆ってヤツだ。正確に言うと旧盆。お馬にまたがってご先祖さまがやってきて、帰りはゆっくり牛に乗ってあの世へ帰るという。メルヘンティックな世界観。お正月とG・W(ゴールデンウィーク。最近はもっぱらジョージ・ワシントンだけど。)とお盆。日本国の三大お休みウィーク。久里浜の清掃工場の職員さんに聞いたらこの時期は自力で粗大ゴミを搬入する人が増えるんだとか。お出かけの人もあり、ここぞとばかり家の片づけをする人もあり、それぞれって感じですな。
かくいう私も後者の1人。寝正月ならぬ寝盆(笑)
世の中が休みのときには堂々と休めるのがいい。市会議員ってオンとオフがはっきりしないんですよ、これが。家にいたってケータイに相談の電話が入ってくるし24時間戦えますか?状態なんだ。でも、さすがにこういう世の中が休み時には電話はこない・・・たぶんこない。そーするってぇと読書三昧のスタート。 この前の金曜日にしこたま本を仕入れてきたもんね・・・ウッシッシ。久里浜の図書館で。
「リング」「らせん」で有名な鈴木光司さんの「なぜ勉強するのか?」という本がすごく面白かった。①勉強のやり方を学べ②勉強することの意義を知れ おおよそ鈴木光司さんはこんな柱で展開している。そして勉強は「理解力」「想像力」「表現力」を身につけるためにするのだと言いきっている。外界からの様々な刺激を自分の中で醸成させてアウトプットする(大村の理解)。私はインプットとアウトプットを意識することが多いけど、鈴木さんの考え方を知って自分が間違ってなかったって実感した。
ご先祖さまが牛に乗って帰るまで、今夏はゆっくりと本のページを繰る時間を過ごす。
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