皐月の空気感

　引っ越しをして一戸建てに住むようになって、雨戸というものの取扱いがあることに気づいた。朝は手指がこわばるし、窓側にはベッドや台を置いているので毎朝夕の雨戸の開け閉めはとーっても面倒くさい。

　この冬から春はそんな雨戸は締め切りにしてうっちゃっておいた。「いつ見ても締めきりじゃ冴えない・・・。」ウチに何度か足を運んでくれた人が嘆いていた。へぇ、そういうものなのかぁ。今更のように家の維持管理って大変（ちょっとオーゲサかな。）

　４月の後半からもう夏かえ？と思うような高温の日々が続いて部屋の中がムンムンするようになったので、とうとう雨戸を開けて窓も開けてみた。

　薫風～・・・。

　気持ち～いい～。

　只今の部屋の湿度３５％。爽やか～。

　家にいるのに森の中にいるような心地よさ。

　そうそう、松島・瑞巌寺の木々の中も素晴らしい空気感だった。