今年で35回目だそうだ。どこへでも興味津津で乗り込んでいく私だけど、今回はちょっと場違いだったなって思った。咸臨丸フェスティバル式典に来賓として行ったこと・・・・。オランダとアメリカの国旗の間に日の丸が入り並び、海上自衛隊音楽隊がそれぞれの国家を奏でた。オーケストラとしての生演奏は琴線に触れたけど、「ああ、やっぱ場違い・・・」背中がムズムズして帰りたくなった。
なぜオランダなの?と思ったら咸臨丸はオランダで造られたのだそうだ。徳川家康の朱印状から来年で400年。日本が最も古くから付き合ってきた外国だ。
式典に出て唯一よかったのは、横須賀大使である歌手の渡辺真知子さんと握手ができたこと。
外では簡易舞台の上で地元のダンスグループの人々が踊っていたり、こどもたちが水おけを担いで競う水コイコイゲームで盛り上がっていたり賑やかだった。
浦賀生協の出店があったので、トウモロコシとソーセージをお土産にした。
式典では市長が「住友さんのご好意によって」とスペースを貸してくれたことを感謝していたが、もう何年も跡地が跡地のままになっている。住友が浦賀のために日常的に土地をオープンにしてくれていることは知っているが、できれば市に寄付してほしい。大企業だものそのくらいの太っ腹を見せてほしい。こういう行事に参加するたびに、浦賀は歴史も地形も抜きん出ているのにまちがまだまだ燻っているなぁと残念でならない。世界中からお客様を呼べる素地があるのに・・・。まっ、腐らないで私も微力ながらがんばろっと。
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