今日は定例の化学療法の日でした。2ヶ月に1回、関節リウマチの点滴治療を受けています。こう書くとなにやら重病のように聞こえますが、日常生活には支障はありません。関節リウマチは以前は“慢性関節リウマチ”と言われていました。しかし、今やこの“慢性”の表記はなくなりました。患者数は日本に70万人とも100万人とも言われています。残念ながら現代医学でも解明されていない部分がまだまだあり未だ完治の道は閉ざされています。しかし、薬の進歩によりかなり良い状態にまでもっていけるようになりました。私も今、“寛解”の状態です。
今日の化学療法では、悪寒がひどく38度3分まで高熱が出ました。自分で自分を抱きしめてもブルブル震えが止まらず、歯がガタガタなりました。布団を1枚かけてもらってそれでも寒くてもう1枚かけてもらいました。
身体に針を刺されて痛い思いをして、なおかつ今度は震え・・・・嫌だねぇ・・病気は辛い。布団にもぐってしみじみ感じました。しばらくするとドクターが来てくれて処置をしてくれました。
ドクター 「体調悪いの?風邪ひいてる?」 私 「3日間出張だったんです。それで、疲れたのかも。」 ドクター 「出張?視察旅行?どこ行ったの?」 私 「福岡と佐賀です。」 ドクター 「いいところだったでしょう。海外視察へも行けばいいのに。」 私 「海外視察はないんです。こんなご時勢ですから。」 ドクター 「自腹で行けばいいでしょうに。お金あるんでしょ?」 私 「ないですよ。お肉ならありますけど・・・笑」 私の主治医は私が市会議員であることを知ってるんですね。
今日の採血の結果ではCRPという血中の痛み指数が前回より上がっていました。これは風邪を引いても上がるのです。だからドクターは私に風邪をひいているか?と聞いたわけです。よく、風邪をひくと身体の節々が痛くなりますね。あの状態です。自分では全然自覚がなかったのですが、やはり身体は正直だなって思いました。自覚がなくても疲労はたまっていたようです。
こうして2ヶ月に1回、自分の病気と、自分の身体と向き合います。あまりに体調が良いとついつい無理をしてしまうので、こうして時々マテリアルな自分を自覚するのは良いことだと思っています。
誰もが、病気や障害を1つや2つもっています。完全無欠の人間なんていません。インターネットでは、病気を抱える多くの人々が自分の症状を語り、仲間と交流し励ましあっています。QOL(クオリティー・オブ・ライフ)自己実現を追い求めています。私もその隊列の一人として日々、頑張りたいです。
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