今年度中に横須賀の火葬場は坂本の中央斎場に一本化される。
6年くらい前になるか、まだ議員になる以前に、
民生常任委員会を傍聴した際にそのことで質疑が交わされていた。
都市計画法で、火葬場は人口50万にひとつという目安になっている。
横須賀は50万人を大きく上回るだろうと予測され、坂本と浦賀の2施設体制となった。
結果、人口は今となっては、微減を続けている。
6年前に、すでに坂本一本化の構想があり市は時間をかけて丁寧に坂本町内会と調整を進めてきた。その努力が実り坂本一本化となった。
一本化するにあたり坂本の中央斎場は斎場業務をやめて火葬業務のみとなる。
10基ある火葬炉を今よりさらに稼働させ浦賀火葬場の分も火葬業務を行うため、待合所やトイレを改修する工事を6月から11月まで行う。
その工事期間は火葬業務が浦賀火葬場に集中することとなる。(画像は浦賀火葬場)
2月~3月に行われた第1回定例会では民生常任委員会でそのことが報告され、火葬場近隣の自治会から陳情も出された。
迷惑施設ではあるけれど、なければ困る大事な施設。
浦賀火葬場は火葬炉が4基なので、場合によっては火葬をお断りする場合も出てくる。その際は、近隣自治体の火葬場での火葬をお願いすることも出てくる。その際の負担は市が保障する。
当初、来年度から一本化との予定だったが、できるだけ早く改修工事を終わらせるようにと、民生常任委員会の中でも論議され、意見書が付けられた。
私は、この一本化にあたって、浦賀火葬場も中央斎場も両方とも、火葬炉を見せてもらい、現場の技能労務職員と懇談をした。
ここでは具体的に明かすことはしないけど、実にリアルな話が聞けたし、技能労務職員の仕事への心意気に感動した。
繰り返しになるけれど、
やっぱりなくてはいけない施設。(画像は中央斎場)
坂本―中央に火葬場が一本化される過渡と一本化の後も引き続き注視していきたいし、市民と市の間の調整役にこれからもなっていきたい。
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