朝、起きたら雨の音。
雨がしばらく続くと、想い出す光景がある。
想い出す光景の中で私は窓の外を見ている。
窓の外は雨でまちがみんなグレーなんだ。
で、窓の外の雨の光景を見ている私は小学生。
先生の声をうっすら聞きながらよどんだ窓の向こうを眺めている。
「みんなのうた」で流れた歌が今でも心に残っている。
だいぶ大人になってからわかったけど、その歌は小室等という人が歌っている歌だった。
こどもの頃はなんて寂しい歌だろうって思ったけど、大人になった今では森羅万象を諦観しているような空気が漂った歌だなって思う。
詞:別役 実 曲:小室 等
雨が空から降れば 想い出は地面に染みこむ
雨がシトシト降れば 想い出はシトシトにじむ
黒いコウモリ傘をさして 街を歩けば
あの街は雨の中 この街も雨の中
電信柱もポストも故郷(ふるさと)も雨の中
しょうがない雨の日はしょうがない 公園のベンチでひとり
お魚を釣れば お魚もまた雨の中・・・ ( 間奏 )
しょうがない雨の日はしょうがない しょうがない雨の日はしょうがない
しょうがない雨の日はしょうがない しょうがない・・・
下記YouTubeをどうぞ
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=XqfmmdKApbo
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